土屋議員は、3月議会予算委員会の質疑で、市内の生活道路の危険ヵ所の安全対策と、ゴミ処理費についてとりあげました。概略を紹介します。
危険な水路の改善を
Q1(質問):市内の危険な水路や溝を整備するための対策予算は、08年度1.55憶円から、1.34憶円へ減額しているがその理由は?危険ヵ所地域の解消の進捗状況は?
A:事業見直しを図り、歩道の蓋かけなどの整備は通常の道路整備予算で行うので、単事業では予算減になっています。08年度は8㎞の危険ヵ所を解消。03年度から08年度までで合計60㎞解消しました。
Q2:市道の危険ヵ所の改善は、景気悪化の中、中小・零細業者の仕事起こしにつながるが市内業者への発注率は?
A:100%市内の業者に発注しています。
Q3:水路に転落して死亡するという痛ましい事故を受け、緊急事業が継続されているが、08年度の水路転落死亡事故件数は?
A:08年度中は2件。
Q4:いまだ危険ヵ所は無数にあり予算削減の理由はない。市内の中小零細業者の仕事起こしにもつながり安全対策と景気対策にもつながるが、認識は?
A:09年1月に5千万円の補正予算を計上し実質的には予算増。重要施策であり引き続き取り組む予定です。
Q5:一刻も早く危険水路を市内からなくすよう、十分な予算を組み重点的に取り組むこと。
市民参加で費用の見直しを
20億円もの管理運営費
-RDF工場-
Q1(質問):箕沖町にある、RDF製造工場の管理運営費が、約20億円計上されている。毎年上がり、負担が大きい。財政や環境の面から検証が必要だがRDFの計画量と実際の供給量は?
A1:07年度計画は5万1173t。実際供給量は5万987t。
Q2:計画と実際の供給量に差がある場合、RDFの処理費にどのような影響を及ぼすか?
A2:各年度の処理費は計画供給量に1t当たりの処理単価をかけて算出しているので、RDFの実際の供給量に応じた費用の仕組みになってない。
Q3:RDF事業は「温暖化対策に資する」との説明だったが、実際のCO2排出量は提示されてない。一般廃棄物の処理方式との比較を整理して事業の検証をすべきだ。一般会計予算の1.25%も公費投入を行っており、費用が高すぎる。見直しを市民参加で行え。
RDFとは=紙、布、木、プラスチックなどを、破砕・乾燥・選別・成型し燃料化したものです。