大型道路建設は見直しを!
「福山バイパスと区画整理を考える会」は、23日に福山市福山道路・幹線道路課と、28日に国交省福山河川国道事務所と懇談を行いました。みよし剛史市議が同席しました。
懇談では、昨年12月に同団体が市と国交省に質問書を提出し、2月末に文書回答された内容に基づいて意見交換がされました。
福山市とバイパスの会の懇談の様子
国交省とバイパスの会の懇談の様子
福山市は渋滞解消や物流効率化のため、期成同盟会を結成し、福山道路の早期整備へ要望活動を強めています。
しかし、19年から着工した3.3㎞区間の進捗は、21年時点で約35%であり、大型道路建設には多大な時間を要することは明らかです。
一方で人口減少・少子高齢化が進み、車の保有台数も減少することが予測されますが、建設費には1㎞あたり100億円以上の税金を投入しなければなりません。
懇談では大型道路の必要性について疑問の声が相次ぎました。国・市は「住民の声を受け止める」とし、懇談の継続が確認されました。