国保のため込み金20億円 払える国保税に見直しを
年10万件資産調査 強力な債権回収
25年度の国民健康保険の決算では、加入者は5年間で約1万5千人減少し、一人当たりの保険税額が初めて11万円を超えました。
加入者への負担増が続く一方、約2.8億円の黒字を計上し、ため込み金は20億円以上を維持しています。
当年度は県の国保会計でも約161億円もの黒字となっており、実際の保険給付に対して過大な国保税が強いられています。
高すぎる国保税を払いきれず、5千世帯以上が滞納しており、子育て世帯では約3割で滞納が生じています。
しかし市は、滞納分を徴収するため、滞納者の預貯金情報を年間10万5千件以上照会をかけ、約2200件も預貯金を差し押さえています。
国保の加入者には多くの自営業者が含まれていますが、自営業者は生計にかかる費用と事業費用とを別にせず預貯金を運用しているケースも少なくありません。
行政による差し押さえは金融機関からの信用を損ねるだけでなく、事業の資金運用にも影響しかねないものであり、債権回収に傾注するのではなく、まずは加入者の生活を把握し、支援する姿勢こそが必要です。

(市資料より作成)




