難波健治氏 ― 改憲阻止のプレーヤーは「あなた」
「STOP!『戦争への道』福山総がかり行動」は12月9日、安倍改憲を阻止する運動をみんなでつくりあげようと、元中国新聞論説委員の難波健治氏を講師に迎え、講演・討論会を開催しました。
「総がかり行動」は、日本共産党市議団も参加し、戦争する国にさせない一点で共同しています。
難波氏は、「戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ総がかり行動」事務局長として、様々な市民運動を盛り上げています。
憲法を守らない権力者に憲法を変えさせて良いのか
今、「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一3000万署名」が各地で取り組まれています。
難波氏は「憲法9条に自衛隊を明記するという安倍首相の改憲案を国会に発議させないため」と、その意義を強調。
「改憲派は『災害救助に汗を流す自衛隊の存在を認めるだけ』と言うが、『9条加憲』は自衛隊を海外で戦う軍隊へと根本的に変える。防衛費の増大に伴う社会保障の削減など、軍事優先の社会で生活がどう変わるか、署名活動を通じて世論に広げる必要がある」と解説しました。
「草の根」で学び対話しよう
そして、「署名数を追うだけではなく、対話が大切。『保守の人』を含むあらゆる人を呼びかけ人に誘って、地域を全戸訪問しよう」「相手の意見を聞き、対話するには勉強が必要。網の目の学習会を開こう」と提起しました。
広島弁護士会で講師団を派遣したり、分かりやすいDVDも準備しているとのことです。
討論では、「署名は『憲法を変えるな』とともに『憲法を生かす政治を』と求めている。どちらの主張も広めながら署名に取り組みたい」「自衛隊員とも対話しよう」などの発言がありました。
9がつく日の街頭署名に市議団も参加しています。福山駅前で見かけたときは、ぜひ署名にご協力ください。
↑ネット署名もできます。