核禁条約会議へ参加を 福山市議会が意見書を採択
昨年12月18日、福山市議会は本会議において、「核兵器禁止条約第3回締約国会議へのオブザーバー参加を政府に求める意見書」を全会一致で採択しました。意見書案は公明党が提出しました。
意見書では、ロシアがウクライナ侵攻において国際法で禁じられている核兵器による威嚇行為に及び、かつてなく核使用の危険が迫っている下で、核兵器禁止条約の重要性を指摘しています。
しかし、唯一の戦争被爆国である日本が核兵器禁止条約に批准しないばかりか、過去2回の締約国国会議にも参加していないことは問題です。
日本被団協がノーベル平和賞を受賞したことは、改めて核兵器を巡る日本の動向が世界から注目されることとなっています。
日本政府が核廃絶への具体的な行動に踏み出すことが求められています。
「核兵器禁止条約第3回締約国会議へのオブザーバー参加を政府に求める意見書」をダウンロード