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国保運営協議会が開催 7735円値上げを承認

5月27日の国保運営協議会で、福山市は今年度の一人当たりの保険税額を7735円引き上げ、12万7799円とする考えを示しました。

4年連続の引き上げ改定で、この間の引き上げ幅は2万4031円にもなりますが、協議会委員全員の賛成で改定案が承認されました。

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増え続ける負担 暮らし壊す懸念

協議会の委員からは、国保会計の県単位化以降、福山市の税率が上がり続けていることから、「税率はどこまで上がるのか?」と懸念する声が上がりました。

市は、「負担にならないよう段階的に引き上げている」、「医療費が必要以上に上がらないよう、処方薬剤の合理化に取り組む」と説明しますが、すでに国保の負担増が暮らしを壊しかねない状況です。

子育て世帯にも重すぎる負担

改定の内訳では、前年の所得に応じて賦課される「所得割」のみが引き上げられおり、現役世代や子育て世帯にも厳しい内容です。

年間の給与収入が400万円の40代、子ども2人(就学児童以上)の4人世帯では、年間の国保税は1万8800円上がり約55万円で、手取りに占める負担は2割にも上ります。

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5億円の黒字 ため込み16億円

2024年度の会計の見込みでは、歳入から歳出を差し引いた黒字は約5億円、ため込み金は約16億円にも上ることが明らかとなっており、加入者の暮らしが逼迫している下での負担増は見直すべきです。

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