新型コロナワクチン値上げへ
高齢者の接種費用 一回4700円に
コロナワクチンの接種費用は23年度まで全額公費負担でしたが、24年度以降は原則任意接種とし、高齢者の接種については、重症化予防を目的とする定期接種に位置づけられました。
福山市は24年度の接種費用について、国の激変緩和措置として講じられた助成金交付とともに、市の一般財源での対応も行うことで、一回2100円としていました。
しかし、今年10月から開始される定期接種については、国の助成が終了したことにより、市は実際の接種費用に対する一部負担金を3割とし、一回4700円とする考えを示しました。
感染拡大への対応を
報告のあった民生福祉委員会で塩沢みつえ議員は、市内でも直近の2週間で感染者が大きく増加しており、高齢者の生活が逼迫している状況にも鑑み、接種を希望する方の負担軽減をさらに講じるよう求めました。
新型コロナの5類移行により、医療・福祉・患者への公的支援が終了していますが、感染拡大への対応策が引き続き求められます。
福山市医師会による新型コロナ発生件数の集計(9月2日時点 福山市医師会HPより引用)