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福山市議団ニュース2025.7.2

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保育事故で和解 安全保育こそ

6月定例会での補正予算では、2018年に市立保育所で生じた当時1歳0か月の児童の窒息事故の損害賠償請求事件で、和解が成立したため、損害賠償金が計上されました。

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事故発生後当時、事故検証を行う第3者委員会が設置され、翌年に調査報告書が公表されました。

報告書では、被害児童を含む7名の0歳児クラスを2名の保育士で担当していたことが明らかになり、保育士配置基準上の問題は「無かった」としつつも、事故が起きた食事の時間には、1名の保育士が4名の児童の食事介助を行っていたことに言及しています。

事故後の市の対応として、適切な離乳食の在り方をマニュアル化や、救命救急の研修強化に取り組むこととなりました。

保育実施責任が課せられている市は、すべての児童の命を守ることが第一の役割であり、そのための措置を講じることは義務です。

市議団は、一刻も早い被害児童家族への賠償金支払いと、保育重大事故の再発防止として、早急な保育士の配置改善、安全保育の徹底を強く求めました。

国保大幅引き上げを可決

一人当たり7735円の値上げ

福山市議会は、福山社会保障推進協議会が提出した「国民健康保険税の値下げを求める請願」を不採択にし、年間の保険税額を一人当たり7735円も引き上げる改定案を日本共産党以外の賛成で可決しました。

改定による影響額は約1億4千万円で、黒字分や基金の活用で引き上げの回避は可能でしたが、4年連続の引き上げを容認しました。

引上げ改定が続く要因は、県内保険税の完全統一化を目指していることにありますが、県内の医療水準は大きな格差があり、福山市の年間の一人当たり医療費は最も高い市町との比較で約15万円も低くなっています(令和5年度)。

みよし剛史市議は、25日に行われた本会議の引き上げ改定案に対する反対討論において、「医療水準や年齢構成、所得水準が異なる中、保険税の負担のみ統一化することは市民にとって合理性がない」と指摘しました。

子どもの均等割 子育て支援に逆行

また、国保には家族の人数に応じてかかる均等割があり、福山市では子どもに一人当たり年間約4万円が課税されています。

子育て世帯に重い負担となっており、子どもが生まれるたびに課税される子どもの均等割は子育て支援に逆行しており、廃止すべきだと訴えました。

紙の保険証が期限 受診機会の保障を

現行の紙の保険証の有効期限が7月末までとなっており、医療機関からはマイナ保険証のトラブルが指摘されている問題で、福山市内でもマイナ保険証に対応していない医療機関や薬局などが一定数残っている状況が明らかになっていました。

また、マイナ保険証を使うことが困難な高齢者や障がいのある人がどの程度いるのか把握されておらず、混乱が生じる可能性があります。

紙の保険証と同様に使える資格確認書を交付するなどの対策が必要なはずですが、市は「一律で交付する考えはない」と答えています。

みよし市議は、「安心して受診できるようにする姿勢はなく、一方で被保険者に過重な保険税負担を強いることは許されない。」と指摘し、国保税の引き上げ改定案に反対しました。

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国保引き下げ要望 賛成は共産党のみ

「国民健康保険税の値下げを求める請願」への署名は追加分も含め、2039名分が提出されました。

みよし市議は請願への討論で、保険税を支払った後の生活費が生活保護制度の基準額を下回る世帯が生じていることから、社会保障制度上の矛盾点となっていることを指摘しました。

市は、「計算上は生活扶助基準額を若干下回る」と答え、指摘された状況が生じていることを認めましたが、「納税が困難であれば納税相談で対応する」とあくまで負担を求める姿勢です。

みよし市議は、「国保法による社会保障の理念に則れば、引き下げるべき」と訴え、市議会として請願を採択するよう強く求めましたが、共産党以外すべての議員が反対し、多くの市民の要望に応じませんでした。

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