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県立高校統廃合計画について(2026年6月議会一般質問)

2026年6月議会の日本共産党・塩沢みつえ市議の一般質問です。

第一質問と答弁を掲載します。

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塩沢みつえ:県立高校統廃合計画について、本市の認識について質問します。

 広島県教育委員会は、2026年2月16日に「今後の県立高等学校の在り方に係る実施計画」(素案)を公表し、本市においては、福山葦陽高校・福山誠之館高校の定時制、通信制の東高校、沼南高校を松永高校に統合する計画が明らかになりました。

 福山市教育委員会は同日、素案についての要望書を提出されました。「生徒の学ぶ環境が大きく変化すること」、「これまで各校で行われてきた教育が再編後も継続されること」、「在校生や再編対象校への入学を希望している中学生及びその保護者並びに地域住民が不安を抱えること」のへ懸念が示され、丁寧な配慮を求めています。それぞれの点について、丁寧な配慮を求めた理由をお示しください。

 

住民合意の在り方について、伺います。

 県教委は、素案の発表から3か月というわずかな期間を経て、本市については素案が維持された実施計画を決定しました。住民合意のない学校統廃合は許されないと考えますが、認識をお示しください。

 本市が要望していたように実施計画決定までの期間で住民やコミュニティスクールに対して、丁寧な説明が尽くされたのでしょうか、把握しているのであればお答えください。

 こどもの意見表明権の保障も重要です。当該の在校生から意見を聞く等の取組はされているのでしょうか、お答えください。

 

高校統廃合の影響について、伺います。

 統廃合の計画が明らかになり、市民から不安の声があがっています。広島の公立高校を守る会・福山の会は「統廃合の見直しと現状の存続を求める要望書」の提出や署名活動等に取り組みながら、市として計画見直しと高校設置継続を当局に対して求めるよう要望しています。

 沼南高校の卒業生からは「沼南高校があってよかった」「なくなったら本当に困る」、小学生の保護者からは「行かせたい学校だからなくさないでほしい」等の声をお聞きしています。福山地区唯一の園芸デザイン科、家政科を持つ沼南高校は、高い専門性と実績のある学校です。地域の方から提供された農場で豊富な実習ができ、地域産業との結びつきが強く、地元の小中学校で農業体験の取組も行われています。沼南高校の廃止が沼隈地域の農業へ与える影響について、市長の認識をお示しください。

 通信制の東高校、福山誠之館高校・福山葦陽高校の定時制は、働きながら学ぶ生徒が通っています。時間的な制約や経済的事情、不登校を経験した生徒等、多様な事情を持つ人に高校教育を受ける機会を提供し、さまざまな学習ニーズに対応する学校です。学ぶ権利を保障する役割を担う公教育の最後の砦であり、効率化による廃止・統合はすべきではないと考えますが、ご所見をお示しください。統廃合によって1カ所に集約されれば、教育の機会均等が損なわれるのではないでしょうか。教育長の認識をお示しください。

 また、対象校である高校はどこも共通して少人数学級による丁寧な教育に取り組まれています。時には1対1での指導も行なわれ、生徒や卒業生から「勉強が楽しくなった」「通ってよかった」等、お聞きしています。中学校の先生からは「不登校やより手厚い教育を必要とする子どもたちの進路先の一つになっている。なくなったら困る」とお聞きしました。実績も信頼もある学校を在籍数によって統廃合し大規模校になれば、これまで行われてきた丁寧な教育の継続は困難なのではないかと懸念します。市としてのお考えをお示しください。

 地域に根差し、少人数学級で一人一人に合わせた手厚い教育が行われている学校は残すべきです。県教委に対して、県立高校統廃合の実施計画の見直しと現状の存続を改めて求めるよう要望します。ご所見をお示しください。

教育長答弁

教育行政について、お答えいたします。

 県立高校の再編についてです。

 教育委員会としては、未来を担うこどもたちが、希望する内容を、充実した環境の中で学べることが何より大切であると考えており、こうした観点から、

・これまで各校で行われてきた教育が、より充実したものとなるよう、格別の配慮を行うこと

・地域住民、在校生や中学生、保護者が不安を抱えることの無いよう、丁寧な説明を行っていただきたいということについて、改めて、県教育委員会に対して、2月16日に要望を行いました。

 

その後、県教育委員会では、パブリックコメントを実施し、広く県民から意見を募集するとともに、保護者や学校関係者に対しては、各高校の校長から説明が行われたと伺っています。

 

5月15日に県教育委員会が決定した実施計画では、

・沼南高校における農業教育を含め、これまで各校で行われてきた教育内容は、再編後の学校でも引き継いでいくこと

・多様な生徒のニーズに応えるため、生徒が学ぶ方法、時間、場所などを柔軟に調整できる課程とするとともに、生徒のキャリア形成などを支援する体制を整備すること

などが示されており、本市の要望については、踏まえられた内容となっていると考えています。

再質問は、福山市議会の会議録や中継映像をご覧ください。

(議事録の更新は次回の定例会開催前になります。)

https://ssp.kaigiroku.net/tenant/fukuyama/pg/index.html

https://fukuyama-city.stream.jfit.co.jp/

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