2011/12/16 母親大会実委、開戦日にあたり平和集会
広島県福山市母親大会実行委員会は14日、川口公民館で平和集会を開きました。
太平洋戦争が開始された1941年12月8日にあたって毎年開いているもので、50人以上の参加がありました。
全日本民医連被ばく問題委員会委員長の藤原秀文医師が「フクシマ原発は何を発しているか」と題して講演。「福島原発事故の放射能汚染は日本だけでなく、世界に広く影響している。子どもたちには汚染されていない食糧の確保や生活圏内の除染が必要だ」と訴えました。
集会はサークル「ケセラセラ」の歌声でオープニング。会場では食糧難の戦時中の献立「すいとん」がふるまわれ、戦争体験者が「昔のすいとんは、こんなに美味しくなかった。いもの茎くらいしか箸にかからなかった」と語りました。沖縄戦の写真展示もありました。
藤原医師の講演をきく参加者ら=12月14日、川口公民館にて