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福山市民病院へ井原・笠岡の分娩を集約化

産科の広域な集約化 

市民病院が進めている周産期医療連携体制についても説明がありました。

現在、備後圏域では産婦人科医院の閉院が続き、分娩できる医療機関が減少しています。そこで福山市民病院が後期の健診と分娩を担い、初期から中期にかけての妊婦健診と産後の健診はかかりつけの産科医療機関で行う「産科セミオープンシステム」を進める方針です。

特に井原・笠岡両市では分娩できる医療機関が無いため、福山市民病院で両市の分娩の受け入れも行います。

市民病院は、現体制で両市の分娩の受け入れは可能としつつも、今後の医師や看護師の明確な増員数は定めていないと説明しました。

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業務集中の懸念

現在、医師の働き方改革が進められていますが、市民病院では過労死ラインの年960時間、月80時間の時間外労働が認められています。

福山市民病院ではさらに高度な医療機能を担っていく計画ですが、広域の医療を集約化することは、地域で医療が不便になり、業務量の集中・過大化が懸念されます。

塩沢みつえ市議は、長時間労働の是正を着実に進めていくためにも、市の医師確保の強化と、医師の増員を国に引き続き強く要望することを求めました。

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