こども未来づくり100人委員会が宣言まとめ
子育て支援に市民の声を
12月15日、10カ月間にわたって福山市の子育て支援策の在り方を議論してきた「こども未来づくり100人委員会」が宣言をまとめ、閉会しました。
委員会の議論においては、地域とのつながり、仕事と子育ての両立、子育ての意識・環境づくりの3分野のテーマ別にグループ討議が行われ、意見の醸成が行われました。特にどの分野においても、子どもと親の「居場所」の充実が取り上げられており、あらためて拠点を中心とした子育て世帯のつながりを作ることの重要性が浮き彫りとなっています。
委員会での議論と宣言は、市の施策に市民意見を反映させるためにも重要視しなければなりませんが、市長は宣言について「今後の施策のヒントにする。」と述べるにとどまっています。
市が主催した委員会での市民意見や願いを、どの様に受け止め、今後の施策にどの様に反映させるのかが問われます。
委員会の意義を確かにするためにも、宣言に対する市の役割や責任の在り方を明確にすることが必要です。
こども未来づくり100人委員会 市ホームページ