校内フリースクールの環境改善必要 不登校の対応予算拡充を
校内フリースクールの大半は自主的設置
市内児童生徒の不登校ケースは年々増加しており、24年度では1500人を超えています。市教委は不登校対策の一環として、校外フリースクール「かがやき」を3所設置するとともに、各学校内には空き教室を利用した校内フリースクールの設置も推進しています。
1日の文教経済委員会では、24年度の「かがやき」の利用児童生徒数は292人、校内フリースクール50校では、小学校98人、中学校250人が利用していることが明らかになりました。
しかし、校内フリースクールの設置に対して何らかの予算措置が講じられている学校は8校のみで、残りの42校については各学校の自主設置のため費用は学校負担です。
4小学校の校内フリースクールでエアコン未整備
みよし剛史議員は、校内フリースクールの設置校ではエアコンの無い空き教室で対応しているケースを示し、実態を質したところ、市教委は4小学校でエアコン未設置の教室を使用していることを認めました。
みよし市議は現状を把握しているのであれば、必要な予算を講じ、速やかに改善を行うよう求めました。