学校統廃合方針を決定へ
パブリックコメントを実施も、市民意見の反映はわずか2件…
市教委は、新たな学校再編を進める「福山市学校教育環境に関する基本方針(案)」についてパブリックコメントの募集を約1カ月間実施し、その結果が27日の文教経済委員会で報告されました。
市民から寄せられた意見数は80通、189件にのぼり、異例の多さでした。
しかし、意見に対しての対応は、市の考えを説明したものが108件、参考にするものが55件、その他24件で、実際に方針に反映された意見はわずか2件でした。
意見の内容は、少人数教育・小規模校の価値を訴えるものや、統廃合と不登校との相関を指摘するもの、学校の大規模化への懸念などが大勢を占めました。
みよし市議は、「2件しか反映できなかったのは、市教委の方針に異を唱えたものがほとんどだったからだ」と指摘しました。
また、文科省は機械的な統廃合を防ぐために小規模校の存在を否定していませんが、市教委の説明はクラス規模など数の論理に終始しており、文科省の方針との不整合性への指摘について、市教委は「否定はしていないが、より良い環境を作るための方針だ」と強弁しました。
市教委は議会へのパブリックコメントの結果報告を済ませたことから、正式に方針策定を行い、今後、方針に基づいた学校統廃合の実行計画を年内に取りまとめる考えです。
福山市学校教育環境に関する基本方針(案)に係るパブリックコメントの結果について
(福山市ホームページ)





