2004/9/14 日本共産党福山市議団 台風被害で緊急申し入れ
台風16,18号の深刻な被害が広がっています。
日本共産党福山市議団(村井あけみ団長、川崎誠市議、高木たけし市議、土屋とものり市議)は、鞆町、松永町、新涯町、内海町など被災地の現地調査を行い、災害に遭われた市民の方を激励。その声をもとに、14日に、羽田皓新市長に緊急申し入れを行いました。
羽田新市長に申し入れ書を手渡す日本共産党福山市議団
台風被害の問題は、9月17日に行われる、市議会本会議で、高木たけし市議が取り上げます。
申し入れの概要は以下の通りです。
内海町
内海町では、横島、田島に南東、南西の強風が当たるところの県道は、ずたずたに分断されています。
海壁に穴があいたり、亀裂が生じたところから、道路下の土石が流失したためか、すっかり崩落した道路下は大きな空洞になっていました。
内海町の災害復旧について
1 県道の損壊について、現状復帰に留まらず、道路改良を緊急に行う こと
2 岸壁に欠落や空洞のあるところは損壊の危険性があるので、あわせ て改良すること
3 南西、南東の強風があたるところは、県道沿いに消波ブロックを設 置し、道路損壊を予防すること
と要望しました。
鞆町原地区の災害復旧について
漁港整備が遅れている原地区では、護岸が築かれていないところがあり、床上・床下浸水被害が深刻です。
そのため、
1 原漁港の整備を急ぎ、護岸を設置すること
2 強制排水ポンプを設置すること
3 側溝など海水が逆流しないよう、逆流防止弁を早急に設置すること
4 道路や敷地下の土石が生みに流出して空洞化していないか懸念され ます。そのため、海水が浸水し、高潮時には、道路や側溝から、海 水が吹き出る状態ではないかと心配されています。早急に対策を行 うこと
と要望しました。
また新涯町の災害復旧について、
1 新涯2丁目の護岸の堤防の嵩上げをおこなうこと
を要望しました。