2005/11/9 福山南「九条の会」が発足記念講演会
講師に予定していた「九条の会」事務局長で東京大教授の小森陽一氏が急用で来れず、事務局員の高田健氏が「いまと未来をつなぐ日本国憲法」と題して講演しました。
十三人の世話人を代表して食品製造業の戸原保悟さんが「世話人会では六月以来、月一回の勉強会を重ねてきた。この日を期して大きな行動のうねりが広がることを願う」とあいさつ。小森氏から寄せられた「連帯とお詫びのメッセージ」が紹介されました。
高田氏は「自民党が出してきたのは新憲法草案であって、改憲案ではない。現行憲法の否定であり、一種の政治的クーデターだ」と強調し、「自衛軍」の明記など草案の問題点を解明。「改憲を止めたら新しい世直しが始まるという夢を持って、あんまり歯をくいしばらず、あせらず急いで運動を広げよう」と呼びかけました。