2008/11/29 特別養護老人ホーム 増設へ
福山市は、来年4月からの介護保険制度「改定」にともない、不足している市内の特別養護老人ホームなど、高齢者施設の増設の方針を打ち出しました。11月25日に行われた民生福祉委員会で、土屋とものり議員の質問に答えたものです。
市はこれまで「新たな特別養護老人ホームなど施設整備は行わない」として、特養ホームの入所待ちの高齢者の願いに背を向ける対応を行ってきました。
日本共産党福山市議団は、議会のたびごとに繰り返し、特養ホームの新設と、高い介護保険料の引き下げを要求。また、医療生協や福山民商などの民主団体が大きな運動を起こし、署名運動や要望活動を行ってきました。
新たに設置される施設は、特別養護老人ホーム(29人定員)4施設、グループホーム(9人定員)7施設で、179人分の施設入所待機者が解消されます。しかし市内には依然として特別養護老人ホームなどの入所待機者は多くおり、(2007年10月現在で1900人余)引き続き整備が求められます。