2009/6/19「お困りごと何でも相談会」20日(土)、21日(日)・福山中央公園
「お困りごと何でも相談会」(20、21日・福山中央公園)を開く福山派遣村実行委員会は連日、ハローワークはじめ、企業門前、福山駅前で相談会の案内チラシ配布、宣伝カー運行、看板設置などに取り組んでいます。
企業門前宣伝 元気よく
三菱電機福山製作所前では、出勤する労働者に元気よく声をかけ、チラシを手渡しました。
ハローワーク前で
ハローワーク前では案内チラシを入れたティッシュを配布し、注目を集めました。
その場で相談、即座に対応
ハローワーク前では、四名から相談がありました。いずれも路上生活をしながら求職活動していました。実行委員会は即座に日本共産党市議団に連絡。党市議団は手分けし、市生活福祉課、住宅課と対応。住居手配、生活保護申請などの手続きをし、全員がその日のうちに住居を確保できました。
3カ月前に岡山県の自動車関連会社で「派遣切り」され寮を追い出された30代の男性は、所持金がなく、ボランティアの人たちによる日曜日の炊き出し以外ほとんど水だけでしのぎ、公園のベンチで夜をすごし、「もう限界です」と訴えました。男性は、生活保護を申請し、住む家が見つかり、村井議員がアパートに案内する車の中で、「これで僕も人間らしい生活ができるようになるんですね」と話していました。
40代の男性は、三原市の造船所を解雇され路上生活に。事情を聴き、心配していた両親と連絡がとれ、高木議員が家まで送りました。