福山市議会で「震災ガレキの受け入れ推進」意見書可決 日本共産党は修正議案を提出
福山市議会6月議会が、今日、すべての日程を終え終了しました。
その中で、本会議閉会の直前になり、保守系会派の誠友会が、「東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に係る課題への対応を求める意見書案について」とする、震災ガレキの受け入れの推進を要望する意見書を提案しました。
これに対して日本共産党は、・震災ガレキの受け入れは放射能に汚染されたものがあり、政府が定めた基準値が高すぎること、・市民や被爆者団体が放射能に汚染されたものは移動させるべきではないとの反対意見があること、・そもそもガレキ総量が当初の想定から4割も減少し、「広域処分」の必要性そのものが議論の余地があること、などの理由で、修正意見を議案提案しました。
しかし、日本共産党提案の意見書は、「一次不再議の原則」(議会が一度議決した事案と同一の事案を同じ会期のなかで審議 することはできないとする原則)との理由で採決されず、ガレキ受け入れの推進を求める意見書が、日本共産党を除く、無所属を含むオール与党の会派により可決されました。
保守系会派が提案した、「東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に係る課題への対応を求める」意見書案、それに対して日本共産党が行った討論内容、日本共産党の修正意見書「東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理についての意見書」を掲載します。
ダウンロードしてご利用ください。
「東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理に係る課題への対応を求める」意見書案(ガレキ受け入れの推進意見書)
suisinn.pdfをダウンロード
日本共産党の討論内容
touron.pdfをダウンロード
日本共産党の修正意見書。「東日本大震災で発生した災害廃棄物の広域処理についての意見書」(放射能汚染されたガレキの広域処分は反対する意見書)
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