降下ばいじん対策「大気汚染対策強化プロジェクト」が福山市環境基本計画案に(2018年12月議会文教経済委員会)
11月22日の文教経済委員会で、「第2次福山市環境基本計画」が提案されました。
市は、重点プロジェクトとして「大気汚染対策強化プロジェクト」を新たに始める方針です。
◇住民説明会を開催
プロジェクトの一つに、「環境コミュニケーションの促進」があります。内容は、地域住民がばいじん発生企業などの工場敷地内を見学したり、企業が住民に発生状況や対策などを直接説明したりする取り組みで、説明の場は行政が設置するとのことです。
◇測定結果を公開
また、以前から求めていた降下ばいじんの測定結果の公表について、12月から市ホームページに公開される予定です。
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降下ばいじんは、福山市の重大な公害問題です。
日本共産党市議団は、他市の取り組みも参考に、広く情報を公開し、企業に説明責任を果たさせるよう求めてきました。
今回の方針は大きな前進ではありますが、被害の低減へ向け、引き続き積極的な対策を求めて取り組みます。
パブリックコメント募集中
環境基本計画について、12月28日(金曜日)まで市民意見を募集中です。
大気汚染や資源、ごみ処理、豪雨災害や猛暑をもたらす気候変動の対策など、私たちの生活や命にもかかわる大切な計画です。
市ホームページで計画案を閲覧し、意見書を送ることもできます。より良い計画にするため、ぜひご意見をお送りください。↓