福山市議団ニュース2023.7.5

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路面標示3か年集中対策方針を策定
道路の区画線や道路標示が消えて見えなくなっている状況が至る所にある問題で、市議団は繰り返し、補修を進めることを求めていましたが、市は今後3か年で区画線等の集中的な更新を行う方針を明らかにしました。
区画線工事の当初予算は前年度から約3倍の2億1200万円が確保されました。
方針では、利用頻度が高い「主要な市道」とそれ以外の「一般の市道」の2つに区分し、「主要な市道」については、AIを活用した調査の結果を基に計画的に更新を行い、「一般の市道」については道路パトロールや地域の要望に基づいて調査を行いますが、この調査は「路面標示と交通安全(全国道路標識・標示業協会)」を参考に評価し、劣化が確認される箇所を更新します。
市議団は更新についての具体的な基準についても明確に定め、計画的な更新を行うよう求めてきました。
暮らしに安心の道路のために、今後は指標の積極的な活用が必要です。

図書館整備費用をPTAが負担?
赤木かん子氏が監修する学校図書館のリニューアル事業について、3月の予算委員会でみよし剛史市議が図書館整備目的の支出がPTAの会計からあったことを指摘したことに触れ、「学校教育法は学校の経費は原則、全て公費で行うこととしており、整備の一部がPTAの寄付で賄われているのであれば、地方財政法で禁止されている『寄付の割り当て』に相当するのでないか」と教育長の認識をただしたところ、「学校図書館整備は、市の予算で実施している」、「図書等については、割り当て寄附ではない」と答えました。
しかし、市教委の整備予算は1校当たり180万円と決められており、それ以上にかかった経費は各学校の予算での負担を求めています。
学校への配分予算は非常に限定的で、賄いきれなかった部分をPTAが負担している可能性は否定できません。学校予算は学校運営の予算であり、市の方針で行っている整備は、全額市教委が負担すべきです。
PTAからの寄附「把握してない」
3月の委員会で、PTAからの支出の実態を「把握していない」と答えたことについて、「福山市財産管理規則は1万円を越える物品の寄付について、書類作成や通知を定めている。なぜ把握していないのか。」と問うと、「寄附に係る手続きについては、今後適正に行われるよう取り組む。」と答えました。任意団体であるPTAの会計を恣意的に運用することはあってはならず、透明性の確保が必要です。
以下は2012年の文科省通知。
学校の寄付の受納にあたっては地方公共団体が定める関係規定等に従い、会計処理上の適正な手続きを経ること、学校会計とPTA会計を明確に区分して処理すること、学校配当予算の情報公開が求められています。
また、学校側からPTAに対して寄附を求めることは地方財政法で禁止されています。



過去10年間で最大の値上げ幅
新年度の一人当たり国保税額を6378円も引き上げる議案に対し、高木たけし市議はこの10年間で最も高い引き上げだが、24年度に県の標準保険料率に統一すれば、さらに大幅な引き上げとなり、滞納者の増加や加入者の生活と健康が脅かされると指摘し、県統一化の見直しを求めました。
これに市長は、「24年度に県の保険税率が採用されれば市町独自の引き下げができず、被保険者の負担が増えることになる」と認め、「物価高騰などの情勢を踏まえ、財政調整基金を活用した負担軽減策の継続を県に対して提案をしている」と答えましたが、「県統一化の見直しを求めることは考えていない」としました。
引き上げの要因が県統一化と認識しているのであれば見直しを求めるべきです。
引き下げの請願共産党以外は反対
日本共産党福山市議団以外の全議員は、大幅税額改定の議案には賛成し、福山市社会保障推進協議会が提出した国保税の引き下げを求める請願に反対しました。
