福山城の城泊 1泊132万円⁉
市民に身近な文化財にこそ
5月30日に行われた文教経済委員会で、福山城に宿泊することができるサービスを7月から開始することが報告されました。
開始に向けて御湯殿に浴場を設置する施設整備が約2000万円かけて行われており、4月からすでに予約の受付は開始されていますが、現在の所、問い合わせは2件のみであることが明らかになりました。
高額な一泊132万円の費用の内訳は、着物の着付けや饗応料理の夕食、天守最上階でのナイトラウンジなどのサービスを提供するための経費と、福山城等の文化財施設を利用するための使用料で、約20万円が福山市の収入となると説明しました。
使用料収入は文化財の維持管理に充てられるとのことでしたが、みよし剛史市議は、あまりに高額な商業利用であり、市民が文化財を身近に感じて関われるような取り組みこそが必要であることを指摘し、事業の方針転換を求めました。
文教経済委員会資料より
公式福山城キャッスルステイHPより