福山駅前広場の再整備について(2025年9月議会一般質問)
2025年9月議会の日本共産党・みよし剛史市議の一般質問です。
第一質問と答弁を掲載します。
みよし剛史:福山駅前広場の再整備について伺います。
全面広場化に伴う駅北口へのバスターミナル整備について、さんすて施設の一部解体が困難であるとJRからの報告を受け、本市は当面見送ることとしました。9日の福山駅前広場協議会における議論では、すでに北口へ交通機能の移設を求める声は上がっていません。
北口広場へのバスターミナル整備案は「当面の見送り」でなく、方向性を明確にし、現実的な議論を進めるためにも撤回を表明するべきです。ご所見をお示し下さい。
市民対話集会のとりまとめでは、幅広い世代の市民に丁寧な説明が必要である事などを課題とし、今後、若い世代を対象としたワークショップや、各団体への意見聴取が行われる予定です。協議会委員からは、対話集会の意義への高い評価とともに、寄せられた市民意見の反映や、今後の検討プロセスの公開、市民参画の仕組みを求める意見が相次いでいます。
市長は年度内に基本計画を策定する考えですが、市民対話の目的が多様な世代や駅利用者とのコンセンサスを図ることであれば、さらなる市民参画の機会と、熟議のための十分な時間を作るべきだと考えます。ご所見をお示し下さい。
市長答弁:
三好議員の御質問にお答えいたします。
始めに、福山駅前広場の再整備についてであります。
北口広場へのバスターミナル整備は、今年7月の広場協議会でJR西日本から「一部解体後の建物の構造や設備の移転先などについて、現時点では課題の解決策が見いだせない」との説明があったため、当面見送ることとしたものです。
駅前広場の再整備に向けては、検討を始めた2019年(令和元年)からこれまで、広場協議会や市民アンケート、シンポジウム、実証実験を通じて、様々な意見を取り入れながら、議論を尽くしてきました。
今後は、議論の焦点を駅前広場のあり方に絞った上で、ヒロバラボやその他様々な団体との意見交換を行います。
11月に開催予定の広場協議会で新たな計画案(たたき台)をお示しし、その後、必要に応じ市民の皆様の意見を聴きながら、年度内に基本計画を取りまとめていきます。
再質問は、福山市議会の会議録や中継映像をご覧ください。
(議事録の更新は次回の定例会開催前になります。)