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クラゲ被害深刻 実態調査を

6年ほど前から福山市の近海でミズクラゲが急増し、漁業被害が生じている問題で、市は昨年度から県内では初めて漁船にクラゲカッタ―を設置するなどして駆除対策を進めていますが、今年度の対応状況について18日の文教経済委員会で報告がありました。

今年度は成長途中のクラゲを対象とした早期駆除にも取り組み、市が行う定置網船による駆除と、県による底引き網船による駆除の推定駆除量は合計で約478㎥でした。

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(広島県資料より)

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駆除は4月から実施されていますが、沿岸では5月中旬に駆除量が多くなり、本来なら5月下旬まで行われるはずの定置網漁が早期に終漁するケースが生じており、沖合においても6月から9月まで長期の被害が観測されるなど、影響は深刻です。

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被害の実態調査し 漁業者への支援を

みよし剛史市議は被害件数や被害額など、漁業への影響の実態について問いましたが、市は被害件数や金額を把握していませんでした。

クラゲの大量発生の要因は近年の温暖化や魚の減少によるプランクトンの発生など、漁業者の努力で対応できない事象であることから、みよし市議は、詳細な被害実態を調査し、駆除と同時に漁業者支援を行うよう求めました。市は「より詳細に調査する」と応じました。

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