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中学給食無償化を不採択

3127人の市民要望に議会は応じず

「中学校も含む学校給食無償化を求める請願」は、署名追加分を含め3127名が賛同のもと、福山市議会へ提出されましたが、12月17日の議会本会議で議員の反対多数で不採択となりました。

12月9日の一般質問で塩沢みつえ市議は、学校給食無償化の意義について質したところ、教育長は「保護者の経済的負担の軽減が図られ、こどもの健全な成長に資するもの」と応じ、請願が訴える認識と一致していますが、独自の無償化については、「国に要望している」に止まります。

続く10日の文教経済委員会で請願に対しする審議が行われ、みよし剛史市議は「給食費の無償化は社会的な要請となっている」と訴え、議会として市民の声に応えるよう求めましたが、その他全員の反対で否決されました。

無償化に約8億円 予算のわずか0.4%

17日の本会議では、全議員によって請願に対する賛否の採決が行われました。

塩沢市議は改めて採択に賛成の討論を行い、中学校の給食無償化に係る必要経費は8億円で、市の一般会計予算のわずか0.4%であることを示し、若い世代の転出超過に向き合うのであれば、子育て世帯の家計を助ける無償化に踏み出すべきと訴えました。

しかしながら、採決の結果は日本共産党市議団2名以外の議員は要望に応じず、反対多数で否決されました。

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