2009/4/30 福山道路 地権者の立会なく打設した確定杭は撤去せよ
27日の都市整備特別委員会で、高木たけし議員は、瀬戸学区山北地区で、設計協議中にもかかわらず、用地補償のための境界立会・幅杭設置、用地測量、物件調査を次々と強行している問題をとりあげました。
高木議員は、地権者の立会なしに確定杭が設置されている地番を示し追及。
問題の土地は、境界確定した土地と里道(市が管理している小さな道)をはさんで向かい合っています。
里道に隣接している土地の境界確定をする際には、「対向側にある土地所有者の承諾が必要となる」と福山市作成の『境界確定の申請方法について』で明記されています。
高木議員は、地権者の立会なしの確定杭設置は、「市のマニュアルに反している。間違っているのではないか」と質問。市担当者は「(マニュアルの手順は)法的義務ではない」と回答。高木議員が再度追及したのにたいし、市担当者は「事業者(国)が手続き中なのでコメントは差し控えたい」と答弁。高木議員は、「手続き中ということは、境界は確定していないということか。そうであれば、共有地の確定杭はただちに抜くべきだ」と迫りました。