2010/8/2 2010年国民平和大行進 7月26日 広島県入り― 27日 福山から尾道へ
5月に東京夢の島を出発した2010年国民平和大行進は7月26日午後、岡山県から広島県入りを果たしました。
岡山県から引き継がれた行進は、午後4時過ぎ福山市役所に到着。
翌27日午前9時に市役所を出発し、夕方、尾道市役所に到着。尾道市国民平和大行進実行委員会に引き継がれました。
歩く平和運動52周年
国民平和大行進は、行く先々で核兵器の廃絶と被爆者援護を訴え、原水爆禁止世界大会の成功を願い、歩き続ける平和運動です。
毎年の平和行進には、のべ10万人以上が参加をし、被爆地ヒロシマまで、リレーで平和絵の願いを引き継いでいます。
この歩く平和運動は、ユニークなあり方、だれでも参加でき、大きくアピールできる運動として世界からも注目されています。
アメリカなどでの行進が始まり、世界大会の海外参加者も、「歩きたい」との声が出され、広島市内の行進に参加する姿が見られます。
作業所の仲間が行進
障害者作業所から、今年も20人をこえる仲間が行進に参加し、大門三角公園から手城小学校まで元気に行進しました。
冷たい麦茶やスイカで激励
毎年の行進を、途中の休憩所で、民商婦人部や山手・泉の方が激励しています。冷たい麦茶やスイカ、おしぼりが出され、行進で熱くなった体を心地よく冷やしてくれます。
次の目的地まで、歩く元気を取り戻すことができ、毎年、大好評。感謝の声が寄せらました。
尾道市原水協に引き継ぎ
26日、27日ともに、30度をはるかに超える炎天下、歩きとおした福山行進団は、尾道浄土寺下で、尾道市原水協と合流し、市役所広場で無事、尾道市に引き継ぎました。国民平和大行進は4日、爆心地ヒロシマに到着します。