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2011/8/2  鞆港の環境改善進むー議会での要望みのる

鞆港の水産加工業者が長年にわたり、鞆港県営桟橋付近に漁業資材や浮桟橋を不法係留していた問題で、広島県が、不法桟橋を撤去することを明らかにしました。鞆港内では、走島への定期フェリー船桟橋に自動車が駐車されていたり、県道に漁具が放置されるなど、港の不法占拠状態が長年続いていました。広島県によると、鞆港内4ヶ所の浮桟橋うち、2ヶ所は、地元水産加工業者が不許可で設置したもので、少なくとも70年代から不法使用が続けられてきました。
日本共産党福山市議団はこれまで、何度も鞆港の水産加工会社の不法占拠を県と連携して撤去を促すよう、要望しており、6月議会でも取り上げたばかりでした。

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不法に設置された鞆港内の浮桟橋。今後撤去される予定です

鞆港の大波止付近は、長年、水産加工業者が港湾施設を不法占拠し、夜間の作業による騒音や、魚を洗った廃液を多量に海に流すなど、近隣住民から苦情が寄せられていました。さらに、広島県が管理する浮桟橋には自動車が長時間駐車されたり、廃船が係留されるなど、他県からの観光客からも「港からの眺望が台無しになっている」との声が寄せられていました。

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県道には大量の漁具が置かれ不法占拠の状態が長く続いていました。(2010年9月3日撮影)

日本共産党福山市議団は、鞆港の埋立て架橋計画の白紙撤回を求めると同時に、歴史的景観を生かしたまちづくりを求め、水産加工業者を速やかに白茅地区に移転させるよう、強く指導することを求めてきました。
今回の改善は、住民の鞆港を少しでも良くしよう、という粘り強い運動と、議会での論戦が実を結んだものと言えます。

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