福山市の基金の状況
2015年度末の福山市の基金総額見込が、総額351億7127万2230円と分かりました。
基金とは、特定の目的のために資金を積み立て準備する自治体の貯金のようなものです。
もちろん一定規模の基金は必要ですが、中でも、163億円余もある財政調整基金は、全国でも有数なほどの額で、ため込みすぎと言えます。
財源が不足したときなどに調整するためとされ、一般会計の決算剰余金から積み立てられます。
市民に必要な施策やまちづくりをおこなった上で、基金が積み立てられるのなら良いですが、福山市では、さまざまな福祉制度が削られてきました。
また、保育料も高く、中学校給食や医療費助成など子育て施策や学校耐震化も周辺市町より遅れています。