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すべての子どもの健やかな成長を!中学3年まで医療費無料に!

 日本共産党市議団は3月5日、毎月恒例の2つの子育て応援署名に取り組みました。

 中学校給食は、新たに7校の実施と全体計画策定の方針が出され、一定の前進がありますが、子ども医療費助成の新年度の拡充は予定されていません。

全国では中学3年まで医療費助成が主流に

現在、すべての市区町村で助成制度が実施されていますが、対象年齢には大きな差があります。

通院・入院とも、中学生まで助成するところが最も多く、さらに高校生までへと広がっています。

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↑上記の表は、2015年4月時点の全市区町村の状況(厚労省調べの)です。その後、対象年齢を広げたところも多く、4歳未満までの市町があった沖縄も県が制度を拡充し、現在では、すべての自治体で最低でも就学前までの助成が実現しています。

広島県内でも、新年度予算で、尾道・呉・東広島市で助成年齢を広げる方針が出されています。

大きく遅れる福山の支援

しかし福山市は、豊かな財政力にもかかわらず、通院が就学前まで・入院が小学6年までと、12年間も制度を拡充しないままです。

お金の心配なく安心して病院に行ける制度は、子どもの心と体の健やかな成長に欠かせません。行政の役割発揮が求められます。

12月県議会では、日本共産党の辻つねお県議が紹介議員となって提出された「中学校卒業までの医療費無料化の早期実現を求める請願」が、生活福祉保健委員会で賛成多数で採択。本会議では否決されましたが、賛成27・反対35と少差で、切実な願いが政治を動かしています。

県議や市議団は、引き続き議会内外で、各団体や市民のみなさんと力をあわせ、子育て支援の充実に力を尽くす決意です。

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