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BSE(狂牛病)の全頭検査をー食の安全を守れ!(2017年2月常任委員会報告)

 日本では2001年に初めてBSE(狂牛病)が確認され、すべての食用牛の検査が始まりましたが、その後、48ヶ月齢以上にまで検査対象が規制緩和されてきました。

 そして国は、今年4月から検査対象を「運動障害や神経症状等がある24ヶ月齢以上のみ」とし、全頭検査の廃止を決定しました。

 福山市の食肉センターでは、昨年の牛の屠畜数は1万739頭で、そのうち1690頭のBSE検査を実施しています。

 見直しによる今後の推定検査数は「約30頭」との答弁で、大幅な縮小です。

 例年の検査にかかる費用は約200万円で、国の補助が減額されても、市独自で充分負担できます。

 件数が減っているとはいえ、海外では現在もBSEの発生が続いています。

 また、主に高齢牛で発生する非定型BSEは不明な点が多く、国の調査でも「100%安全」とは結論づけられていません。

 「全頭検査が必要だが、せめて48ヶ月齢以上のBSE検査は継続せよ」と求めました。

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