【教育講演会】学校統廃合、管理主義に負けない―福山の教育行政を考える
4月22日、「学校統廃合、管理主義に負けない私たちの学校をー福山の『小中一貫教育』『生徒指導』の目指すもの」と題する教育講演会が開かれ、日本共産党市議団も参加しました。
講師の山本由美・和光大学教授は、福山市の教育について、「法制化されたばかりの『義務教育学校(小中一貫校)』を導入して大規模な学校統廃合計画を進めたり、子どもを厳しく管理する『生徒指導規程』のもと警察連携で多くの中学生の逮捕を招く(全国平均の約10倍)など、悪い意味で全国に先駆けている」と説明されました。
さらに、「保護者や地域住民の声を無視したトップダウンの手法で一貫しており、統廃合計画も他に例を見ない厳しい『要件』で期限を区切り、機械的に進めようとしている。合意形成に時間をかけるという発想がない」と、きびしい批判。
「学校統廃合は、地域や子どもに大きなダメージを与える」と指摘し、「全国には地域住民や保護者が強く連帯して、統廃合計画を廃止や凍結させた地域がたくさんある。福山市でも住民運動を粘り強く続けることが大切」と呼びかけられました。
党市議団も、議会で何度も取り上げている問題です。市民のみなさんとともに、引き続きがんばります!
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