学校の エアコン設置が実現へ!しかし教室の最高気温は40℃超、計画の前倒しを!
9月4日の福山市議会本会議で、すべての小・中学校の普通教室と特別教室(音楽・理科・美術)1609教室にエアコンを設置する方針が明らかになりました。
子どもや保護者の強い要望であり、党市議団も長年にわたって議会論戦に取り組んできた課題がついに実現に向かいます。
しかし、エアコンの設置計画は、一部を除き、小学校は2021年6月末、中学校は2022年5月末の設置完了を目指すとのことで、すべての学校に設置されるのは4年後です。
教室の気温、40度を超える
党市議団が市教育委員会に提出させた全校室温調査資料によると、今年7月、最高室温が40度を超えた学校もあります。あまりにも過酷で、子どもの命と学ぶ権利が守られる環境とは言えません。
1日も早いエアコン設置を
8月29日に新日本婦人の会が、9月4日に福山市母親大会実行委員会が中学3年生までの医療費無料化を求める要望書(署名4338筆)とともにエアコン設置を求める要望書(署名4220筆)を提出し、早期設置の切実な要求を訴えました。日本共産党市議団も同席しました。
福山市と同規模の愛知県岡崎市は、計画を前倒しして1年で完了させ、来年夏までの設置をめざしています。横浜市では、513校もの大規模な設置を直接施工方式で2年で完了させました。
福山市は、設計・施行・維持管理・運営等を一括して民間事業者に行なわせるPFI方式の導入をめざしていますが、他市の先進事例を研究し、1日も早くエアコンを設置するために行政として最大限に努力すべきです。
9月議会で引き続き、議会論戦に取り組みます。
↑4220筆の署名、切実な願いが込められています。