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要介護1・2の保険外しやめよ(2019年9月議会報告)

 厚生労働省は、2020年の介護保険法改正に向けた議論を開始しています。

消費税増税なのに社会保障は改悪か!?

 ▽訪問介護の生活援助利用を要介護3以上に限定する、▽利用料2・3割負担の対象者拡大、▽ケアマネジャーのケアプランの有料化、▽施設入所者の居住費・食費の自己負担や高額介護サービス費の引き上げなど、負担増と介護保険の給付抑制が目白押しです。

 2019年3月現在、福山市内の要介護1・2の生活援助利用者は、967人います。

 生活援助を利用できなくなれば、重度化や介護する家族の負担増など、深刻な影響を及ぼしかねません。

 市内に住む、要介護2の認知症の女性は、ヘルパーによる掃除や調理、服薬管理など日常生活全般の支援を受けることで、在宅生活が継続できています。担当のケアマネジャーは、「専門的な継続支援があってこそ、日々の変化に気づき、適切な支援ができる。生活援助を介護保険から外すことは、高齢者の生きる意欲を奪いかねない」と話します。

 保険給付外しや利用料の負担増を行わないよう国に要望することを求めました。

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