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ネオニコ農薬の規制を―給食は安全な食材で(2019年9月議会報告)

生態系に悪影響

 神経毒性のあるネオニコチノイド系農薬は、人体への影響が懸念されています。

 浸透性が高く、母親から胎児に移行するとの報告もあります。

 海外では使用が厳しく規制されています。

日本は大幅に基準緩和

 ところが日本は、基準を緩和し、品目によってはEUの600倍に変更されるなど、残留基準値が格段にゆるくなっています。

 市長にネオニコ農薬についての認識をただし、国にネオニコ農薬の規制強化を求めるよう要望しました。

 市長は「国は、農薬取締法の改正にともない、すべての農薬の再評価を行う。この結果を注視する」と答えました。

学校給食は地産地消・有機食材で

 子どもの発達障害の要因に、農薬など環境化学物質との関連が疑われています。

 学校給食は、有機栽培など安全な食材の地産地消を進めることを求めました。

 市長は「給食の食材は、食品衛生法などにもとづき管理されている」「引き続き新鮮な地場産物を使用する」と答えましたが、有機食材への積極的な姿勢はありませんでした。 

 また、市内の農家に減農薬農業を推奨するよう求めました。

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学校給食での地産地消(今治市ホームページ)

※たとえば、愛媛県今治市では、学校給食での地産地消・有機農産物の使用をすすめ、特別栽培米を購入する場合の通常栽培米との差額を市が補助するなどしています。

 福山市でも、より積極的な取り組みが求められます。

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