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病院職員のコロナ手当て撤廃!?(2023年6月議会報告)

5類移行後も…コロナ対応業務492件

23日の民生福祉委員会で、コロナの5類移行に伴う市民病院職員の規程の改定により、コロナ感染症患者に対応した際に支払われていた特殊勤務手当が、同様の業務を行っても今後は支払われなくなることが報告されました。

みよし剛史市議の質疑で、5月8日以降に支払われた特殊勤務手当の件数が492件もあったとの答弁があり、5類移行後のコロナ患者への対応の実態が明らかになりました。みよし市議は「業務の実態があるのに手当が支払われなくなる。」と指摘しました。

また、改定理由が「人事院規則の改定により」と説明されていることに対し、「公営企業法の全部適用の市民病院職員に人事院規則は適用除外されない。人事院規則が関係するのか。」と問うと、「一般職員の手当の改定に準じて行う」と答え、病院職員の手当の規程とは関係ないことを認めました。

職員との合意形成については「これから知らせる」と答えており、丁寧な合意形成も行われていません。

コロナの5類移行は取り扱いが変わっただけでウイルスの感染力は弱まっていません。最前線で働く医療従事者の業務は依然として過酷なものであり、実態に見合った手当は支払われるべきです。

みよし市議は改定の再検討を強く求めました。

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