物価高で苦境 学生に食料支援
過去最高96人が利用
広島県福山、尾道、三原3市の東部学生支援プロジェクトチームが運営する「あおぞら0円(オーエン)市場」が23日に3市でそれぞれ開かれ、学生に食材や日用品などを無償で支援しました。
17回目となる今回も事前に申し込みを募る予約制とし、過去最高の96人が利用しました。大根やジャガイモ、トウモロコシ、当日朝採れたキュウリやトマトなど夏野菜も用意。福山のフードバンクや「しんぶん赤旗」読者から多くの物資が提供されました。
来場者には、学費や奨学金に関するアンケートをおこないました。対話した学生からは、過酷なバイトの現状を告発する声が寄せられた他、お礼のメールが届きました。
(2023年7月28日付「しんぶん赤旗」から一部転載)
広島県が大学に食料提供
新型コロナウイルス感染症の自宅療養セット事業で発生した余剰品を広島県が各大学に提供しています。
県内の多くの学生が利用していますが、無くなり次第終了しており、次回の支援の計画は今のところありません。継続的な支援が必要です。