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2022年度決算委員会報告

暮らしは大変でも市税は大幅増収

2022年度の決算委員会が9月26日から10月6日にかけて行われました。

一般会計の歳入では、法人市民税が企業収益の増加により約4億2千万円増、固定資産税が新型コロ感染症等による中小事業者等への軽減措置の終了によって8億7千万円増などによって税収が約14億3千万円増えました。収支は約47億円の黒字です。

税収は増えましたが、固定資産税の滞納が約1500件生じています。依然としてコロナや物価高の影響は深刻な状況が続いており、市民への支援策が引き続き求められています。

市のため込み195億円!!

福山市は物価高対策やコロナ対策を、ため込み金である財政調整基金を約68億5千万円取り崩して行いましたが、国からの臨時交付金が約38億5千万円交付され、新たに27億6千万円を積立てたため、財政調整基金は約195億で、2億円程しか使われていないことになりました。

暮らしに寄り添う手厚い支援を

倒産や廃業の危機にある中小業者への補助や、ケア労働者への処遇改善、学生や子育て世帯への手厚い支援は基金の活用で十分可能です。

住民福祉の増進の立場で、大型公共事業への投資よりも生活支援に力を尽くすべきです。市議団は決算認定に反対しました。

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