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田原診療所を今年度で閉鎖(12月議会報告)

住民の医療サービスが後退

今議会で、福山市民病院が出張診療を行っている山野町の田原診療所を今年度をもって閉鎖する議案が提出され、民生福祉委員会で審査されました。

田原診療所の閉鎖後は、山野ふれあいプラザで実施されている山野診療所に統合する予定です。

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田原診療所として使用されている旧山野北小

地域の医療ニーズ 調査は不十分

委員会でのみよし市議の質疑の中で、月一回の診療に毎回2~3人が診察に訪れてる状況が分かりましたが、閉鎖後は家族の送迎が無くては通うことができません。

また、新たな患者が生じていないことを閉鎖の理由にしていますが、田原地域で今後新たに診療を必要とする方がどれくらいいるかなど、詳細な調査は行われていませんでした。

公立病院の責務 医療の継続を

みよし市議は、「出張診療は患者がいる限り継続していく方針」と過去に市民病院が答弁していたことを指摘し、診療所として使用している山野北小学校が昨年度で正式に閉校したことに伴い、目的は「施設を手放すことだ。」と言及しました。

また、公共施設の在り方と医療の提供は別問題であり、往診などで地域への医療の継続を求めました。

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