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市職員の男女賃金格差の状況あきらかに(12月議会報告)

女性の給与は男性の6割!?

12月議会の一般質問で、みよし剛史市議は、福山市職員の男女の賃金格差の状況について質問し、その改善を求めました。

 福山市は2022年度の職員の給与の男女の差異の状況を公表していますが、男性の給与に対する女性の給与の割合は、正規職員で83.3%、非正規の職員69.0%、全職員で61.2%でした。

 県内での比較の状況をみよし市議が尋ねたところ、市は「構成が異なるため、比較することはでき」ないとしましたが、全職員での割合は広島市70.8%、尾道市80.1%、府中市78.6 %と、福山市の状況は他市との比較でも大きな格差が生じていると言えます。

女性職員の低賃金 『間接差別』では?

 要因について市は、給与水準の低い非正規職員に対する女性の割合が、「約8割を占めること」としましたが、「職員の給与については、性別に関係なく条例等に基づき適正に支給してい」ると言います。

 しかし、一見性別に関係ない取り扱いでも、運用した結果、どちらかに不利益が生じる場合は「間接差別」にあたります。保育補助、事務補助、放課後児童クラブの補助などの業務の多くは女性の職員ですが、時間単価は最低賃金水準です。

男女の格差改善のためにも、低い賃金の見直しが求められます。

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