高齢者の補聴器助成制度・おでかけ乗車券増額が実現
安心の暮らしへ、多くの高齢者の要望
福山市は、一人当たり2万5000円の補聴器購入費用を助成する制度を行うことを明らかにしました。対象は65歳以上で、医師から補聴器の必要性を認められた人です。
また、75歳以上の市民税非課税の人へのおでかけ乗車券を、年額3千円から5千円に拡充します。
この理由について、16日の本会議で市長は、「高齢者が外出し,地域や人とのつながりを持つことは,フレイルや認知症の予防に有効」と説明しました。
市民の声を届け、市政を動かす
これまでに「補聴器の公的助成を求める会」からは、補聴器購入助成を求め、合計で2599筆が提出されており、福山市議団は要望を議会で要望を取り上げ、制度の実現を求めていました。
おでかけ乗車券についても、市議団が行った市民アンケートで増額を求める声が非常に多く、福山市では高齢者の移動の支援が大きな課題となっていることを繰り返し指摘してきました。
市民の暮らしの実態を議会に取り上げることが、施策の実現への最も大きな力となります。安心の暮らし実現へ、重要な前進となりました。