介護保険料も大幅引き上げを提案
基準額を年額7400円増
「第9期福山市介護保険計画」において、24年度から3年間の介護保険料を、基準額で7400円増、年額7万7800円の大幅引き上げが提案されました。前期計画では保険料は「据え置き」だったため、6年ぶりの引き上げ改定です。
世帯所得が620万円以上の所得区分の階層を5段階に細分化し、上限額も引き上げも行われます。
「負担能力に応じた設定」と説明しますが、年間の保険料収入は約10億円増加することが見込まれており、負担が大幅に増えることは明らかです。
一方で23年度末時点で会計のため込み金は約11億円が見込まれています。
逼迫している年金生活者の状況を市政がどう見ているかが大きく問われます。