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介護保険料や国保税の引き上げは許せない!(2024年3月議会報告)

保険料の増額やめよ みよし市議が追及

市民税非課税者でも年8万円弱とられる

65歳以上の人が徴収される介護保険料が新年度から大幅に引き上げられます。

保険料の基準額とされる所得段階5の人は、年間7400円もの引き上げで、7万7800円となります。

この段階5は、年金収入と合計所得金額があわせて80万円を超える程度の市民税非課税の人で、経済的に余裕があるとは決して言えません。これを基準に、第1段階以外の全段階が引き上げとなります。

保険料の総額は33億円も増える!

みよし剛史市議の質疑で、今回の改定による保険料の増額分は、3年間で約33億円にも上ることが分かりました。また、保険料の基準額は、2000年当初と比べ、2.04倍にもなると明らかになりました。

基金は11億円もある

今年度までの3年間は、福山市は基金を約18億円使って保険料をすえおきましたが、それでも年度末の基金残高は約11億円あります。みよし市議は、なぜ今回は基金を使わないのかと追及。また、家計調査では、65歳以上の無職の人は単身でも夫婦でも、月2万円以上の赤字となっていることを示し、「保険料の10%以上の引き上げが負担可能と言えるのか」とただしました。

市長は、「安定的な財政運営のため」「負担能力に応じた設定としている」と冷たい答弁でした。市民の困窮をかえりみない姿勢は許されません。

日本共産党は、「引き下げこそ必要」と、議会で市民の声を届けるために引き続き全力を尽くします。


基金20億円 

国保の増税やめよ!

福山市は、2024年度の国民健康保険税の予算額を一人平均8931円引き上げ、12万968円としました。国保会計の基金は20億円もあります。日本共産党は「基金を活用して、保険税の引き下げを行うべきだ」と、高木たけし市議の一般質問や委員会で重ねて求め、増税に反対しました。


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