« 保育士配置改善を早急に!(6月議会報告) | メイン | 公共施設の集約化は見直しを(6月議会報告) »

重度障害児者の短期入所充実が必要(6月議会報告)

利用率は17%?

 障害児者を自宅で介護する保護者が休息や病気の場合、短期間の介護等を行う短期入所というサービスを受けることができます。

 市内で短期入所の対象となっている人は1330人、そのうち重度の障がい児・者の方は795人で、サービスを利用した人の割合は約17%でした。

 保護者が緊急入院した場合、短期入所施設への受け入れ調整を行いますが、施設は市内35か所あり、定員は105人としています。

緊急時対応できる整備を

塩沢市議は、重度障害児の保護者が病気で入院が必要になったにもかかわらず、子どもの短期入所先が決まらなかったため、入院をあきらめざるをえなかった事例があったことを紹介し、市としての課題認識を問いました。

 市長は、「可能な限り受け入れるべき」としつつ、「利用者の特性が十分に把握できていないケースでは、急な受け入れが難しい」状況があると認めました。

 日常的に短期入所が利用できなければ緊急時対応は困難であり、今後の高齢化も見据えた整備が急務です。

 塩沢市議は短期入所の施設・定員数の増設と職員の確保を強く求めました。

市議団の紹介
塩沢みつえプロフィール みよし剛史プロフィール

仁比そうへい 活動日誌

ひろ子ワールド