訪問介護事業所が7件廃止 介護サービスの継続支援を
介護の休廃止63件 厳しい介護現場
23年度の介護保険事業所の休・廃止件数は全体で63件にも上っており、人手不足などによって事業が安定しない厳しい現場の状況が浮き彫りとなっています。
重要な訪問介護、廃止増は深刻
特に訪問介護事業所は7件も廃止となっていたことが判りました。近年では休廃止件数が多い状況が続いており、深刻化しています。
訪問介護は、自宅で生活している高齢者に適切な介護サービスを提供している事業であり、地域福祉において欠かせない介護です。
しかし、移動時間が報酬に含まれないなどの制度上の矛盾点があり、ガソリン代の高騰などの影響により、全国での休廃止件数は5年間で8648件、県内でも216件と深刻です。
みよし剛史市議は、地域ごとに訪問介護サービスが不足していないか調査し、市として独自の事業継続支援を行うよう求めました。
(広島県の取りまとめ資料から)