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福山市議団ニュース2026.3.18

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だれもが望む生き方支える社会に 2026年3月議会報告

5年で49億円の少子化対策

福山市でも少子化の傾向が顕著であり、歯止めのかからない人口減少にどう向き合うかが問われています。

市は、今後の少子化対策の具体化として、5年間で49億円規模の「希望の子育て5か年プラン」を打ち出し、官民一体で取り組む方針を明らかにしました。

今後の少子化対策の在り方は、昨年から少子化対策専門家会議で議論され、若者や女性が選択する多様な生き方を応援し、支える社会の実現が、少子化の抑制につながるとの考えを提言にまとめて示しました。

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望む生き方の支援 ジェンダー平等の取り組みとともに

市長も「自身が望む生き方を実現できる環境を整えていくことが重要」との認識を示しており、若者や女性の自己実現を阻んでいるジェンダーギャップの解消に向けた取り組みがますます重要です。

みよし市議は、24年度の福山市職員における男女の給与の差異が、男性に対して女性は約74%であることを示し、市として格差の是正に取り組むよう求めました。

市長は、給与差が生じている要因は、「相対的に給与水準の低い非常勤職員に占める女性の割合が男性より高いこと」としつつも、「国や民間の給与水準との均衡の原則」に基づいていると、妥当との認識です。低い給与水準を改善しなければ男女格差は埋まりません。

SRHRの理解は女性の権利擁護と一体で

5か年プランでは、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)の理解推進などは位置付けられているものの、DV被害など、多くの女性に対する人権侵害に対する支援策については言及がありませんでした。

みよし市議は、女性の自己決定への理解と権利擁護の機能は不可分ではないのかと、認識を質しましたが、市長は「SRHRも踏まえた女性の権利擁護につなげていく」と答えるのみです。

不安に寄り添う温かい施策充実を

働き方の改善による家族時間の確保や、子育てにかかる負担の軽減、若者がすごす環境の充実は重要ですが、それ自体を少子化対策と捉えることは誤りです。

誰もが今の暮らしや将来への不安なく生きられる社会の構築こそが必要です。

こどもの居場所の充実を 2026年3月議会報告

昨年3月に市が行った小中学生アンケート調査では、「友達と気軽に立ち寄れるところがほしい」「中学生が遊べるところ、勉強やスポーツをするところが少ない」などの子どもたちの声や、市議会主催の報告会などを通じ、猛暑で外遊びができない状況の改善を求める保護者の声が上がっており、安全で自由に過ごせる居場所の整備が課題となっています。

塩沢みつえ市議は幾度も市議会で居場所の問題を取り上げてきました。次年度、市は天満屋のネウボラセンターに若者が自由に利用できる「ユースセンター」設置や、交流館へのキッズスペースの拡充など、多様な居場所の整備に取り組むことを明らかにました。

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安心の夏の居場所 既存の施設活用で確保を

しかし、酷暑から健康を守る居場所の確保は急務であり、塩沢市議は当面の手立てとして、空調設備のある学校の教室や体育館、コミュニティセンター等、既存施設を活用するよう求めました。

市長は、交流館や支所の市民サロン、放課後の教室が活用されていると説明しましたが、既存施設の活用を「検討する」と応じました。

ただの居場所でなく専門員の配置を

市は、ネウボラセンターには保健師、社会福祉士、公認心理士などを配置して相談機能を充実させる考えですが、交流館のキッズスペースは場所の提供のみです。

塩沢市議は、子育てを巡る不安は複雑化しており、それぞれの居場所にも専門員を配置し、地域の子育て支援の機能充実を求めましたが、市長は、「悩みの事相談があった場合、相談窓口につなぐ」と述べるにとどまりました。

地域の子育て支援の点 児童館の設置でこそ

塩沢市議は、「居場所」に求められている機能のすべてを有しているのが児童館であり、福山市でも児童館設置に踏み出すよう求めましたが、市長は、「児童館が担うべき機能は、既に市内に展開されている」との認識です。他の市町では当たり前の児童館の意義を再考すべきです。

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