2023年3月議会だよりをご覧ください
3月市議会の一般質問や予算委員会での質問の内容をお知らせしています。
表面は、物価高なのに国保税まで値上げする問題や、日本共産党の物価高対策の提案、気候危機対策について。
裏面は、カーブミラー設置や白線など生活道路の安全策、学校図書館のリニューアル問題、自動運転の実験についてです。
市内で戸別配布していますが、配り切れていない場所もあります。郵送をご希望の方は、ご連絡ください。
3月市議会の一般質問や予算委員会での質問の内容をお知らせしています。
表面は、物価高なのに国保税まで値上げする問題や、日本共産党の物価高対策の提案、気候危機対策について。
裏面は、カーブミラー設置や白線など生活道路の安全策、学校図書館のリニューアル問題、自動運転の実験についてです。
市内で戸別配布していますが、配り切れていない場所もあります。郵送をご希望の方は、ご連絡ください。
※医療費助成の記事で、新たに18歳まで対象を広げる自治体に「坂町、熊野町」と記載していますが、この2町は15歳までに対象を広げるとのことで、記事が誤りでした。
新年度に18歳まで広げるのは、「三原市、府中市、竹原市、庄原市、呉市」です。
以上、訂正いたします。
【みよし剛史市議報告】
福山保育団体連絡会のみなさん10名による「保育予算を増やし保育行政の充実を求める要請書」の提出と担当課との懇談会に同席しました。
福山市からは保育部長・保育施設課長・保育環境整備担当課長など5名の方々が対応しました。
6768筆の署名
要請書には6468筆もの署名も付されており、より良い保育への改善を求める声が非常に多いということが示されています。
昨年5月にも同団体との懇談会が行われたのですが、この間にも、送迎バスの園児置き去り死亡事故や、不適切な保育の問題などが度々発生しており、社会問題となっています。
背景には、今までの保育行政が待機児童の解消のために人員基準が低い保育施設の設置や、保育園の集約化による詰め込み保育が国の政策として行われてきた一方で、根本問題である保育士の低い処遇の改善、保育士確保、認可保育園の新規整備など貧しい保育環境の改善が後回しにされてきたことが指摘されています。
懇談に参加した現場の保育士の方からは、「4歳児を担任しているが、配慮の必要な子どもを5人も抱えて、子ども30人に対して1人の保育士という配置基準では全くゆとりが無く、子どもたちに対しても申し訳ない」
保育園運営に関わる方からは、「新規の採用をかけても全く応募が無いほどの保育士不足だが、コロナ対応など激務が続いて離職する保育士が続いている」
保育園を利用する保護者の方からは、「夫婦共働きで0・1歳の子ども2人を預けているが、高い保育料で一人分の給与が無くなるため将来の貯蓄もできていない」「あまりに保育料が高くて働くモチベーションが保てない」「福山市に住むことを諦めたという声も聞く」など、厳しい保育現場の状況や高い負担に悩む子育て世代の声が出されました。
保育の質の向上を
保育施設課からは、「保育士確保の新たな方策を当初予算で盛り込むために検討している段階」「低い処遇の問題は承知している。改善を国に要望している」「高い保育料の負担の軽減については、国の子育て予算の増額が必要だが、予算化できれば検討したい」「保育の質の向上という課題に取り組むことが必要だと認識している」といった返答があり、保育現場や子育て支援の課題認識は概ね共有されているように感じました。
問題は課題に対しての政策をどの様に行うかです。
私は、担当の職員の方々にはぜひ保育現場に赴いて子どもたちや保育士の生活する様子を実際に見て欲しいということを求めました。
子どもを中心に保護者も保育士も手を取り合って子育てができる環境こそが、豊かな子育てです。
今後の保育行政の支援策のあり方は決して上辺だけのものではなく、子育てに寄り添い、共に歩んでいく姿勢なのかどうかが問われます。
子どもの命にかかわる様々な社会問題が頻発する中で、子育て施策の質的転換が必要です。
2022年12月議会で、日本共産党市議団が質問した内容をお知らせしています。
給食費の無料化、18歳まで医療費無料に、待機児童の原因である保育士不足の対策など子育て支援を求めました。
財源についても示しています。
ほか、補聴器の購入補助、中小業者の支援、介護保険制度の改悪反対、公共交通の充実、学校での包括的性教育、学校施設や公民館の廃止について。
市内のご家庭に配布しています。郵送をご希望の方、自宅のまわりなどに少しでも配布にご協力いただける方がおられたら、ぜひご連絡ください。
info@f-jcp.com