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2007/9/20 9月議会報告 駅前城跡遺跡をまもれ―歴史・文化を大切にした町づくり求める

 福山駅南口から福山城石垣跡が発掘されました。この発掘に伴い、9月議会で事業の見直しと福山城石垣遺構の保存について取り上げました。

福山城と一体で城跡を現状保存せよ

 福山駅南口広場の発掘で、広場北西部から福山城外堀の石垣が出土し、第二次発掘では、船着き場・舟入・二重櫓跡(やぐらあと)などが発見されました。
 現在試掘は、御水門(おすいもん)のあったと見られる地点に進められ、十月下旬から、第二次調査が本格的に進められる予定です。発掘された石垣の保存状態も良く貴重な発見です。
7月には、市文化財保護審議会委員が、御水門(おすいもん)周辺や外堀を現状保存するよう私案を作成し、市教育委員会に提出しました。また8月には地元商店会と町内会が、外堀を復元するよう独自の私案を示し、現在進められようとしている再開発計画の見直し要望が出されました。
 出土した石垣は歴史的文化的遺構として現状保存が重要です。
駅南側の外堀を保存し、水をたたえた水辺空間として北側の福山城と一体化すれば、多くの人々が歩いて楽しめ、観光振興にも、商店街活性化にもつながります。市長に対し、現在の駅前広場の再整備計画を変更することを求めました。そして、地元商店街や町内会、市民や各界の専門家が参加する駅前整備再検討委員会の設置を求めました。
 これに対し市長は、「出土した石垣の活用は、市民が歴史に触れ、実感できるよう、文化財保護審議会や市議会の意見を聞き、検討する」と答えました。

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