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新浜浄化センター跡地は防災・避難場所にせよ(2016年9月議会報告)

9月6日に開催された建設水道常任委員会の主な内容をご報告します。

市が新浜浄化センター跡地売却を明言

 地元町内会は(仮)防災センターを要望

新浜浄化センター解体工事が契約され、2017年3月31日完成予定であることが示されました。

―質疑の概要―

村井市議 海抜の高い土地なので避難所・防災施設として活用したいとの地元要望が強い。解体にあたり、跡地の今後の方向性は?

答弁 売却を念頭にする。

村井市議 売却すれば、低海抜地域で総合的な防災施設にできる公的な土地がなくなる。地元要望を踏まえて再検討を。

答弁 避難所は足りている。跡地を避難場所とするつもりはない。売却して上下水道事業費に繰り入れる財政としたい。

村井市議 経済効率優先で良いのか?昨今の異常気象のなか「想定外」ではすまされない。市民の命最優先の対応を要望する。

◇   ◇

 ほぼ全域が海抜マイナス地帯である曙地区の指定避難所は、小学校と公民館の2カ所のみです。津波や豪雨の防災・救命の観点からも、跡地は貴重な存在です。

 センターの用地確保にあたって、当時の牧本市長は「センター撤去時には、地元の要望に応える」旨の覚書を交わしていました。

 し尿処理施設は、長年にわたり曙町内に悪臭や搬入車の振動・騒音の公害を引き起こし、地元住民は「早く撤去してほしい」「撤去に際しては、地元との約束を守ってほしい」と、たびたび要望を続けてきました。

 地元町内との約束反故は許されません。

◇   ◇

その他

●6月豪雨災害の対策検討会を全市的に立ち上げを要望

●空き家アンケート結果を受け、リフォームや除却の補助、税対策を要望

■熊野浄水場の廃止方針が提示される など

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