芦田川の転落事故を防げ―国交省に申し入れ
芦田川に小学1年生の児童が転落し死亡した事故を受け、9月15日、市議団は辻つねお県議とともに、国土交通省中国整備局 福山河川国道事務所長に、安全対策を求める緊急要望書を提出しました。
事故現場の河川敷は遊歩道や遊具が整備され、市民の憩いの場となっています。しかし、事故の翌日、市議団が現地調査した結果、安全対策が不十分であることが判明しました。
↑柵がなく、遊歩道と護岸の間の草も子どもでも越えられる高さです
↑手が届くぐらい水面が近いですが、水深はすぐ深くなります。護岸のり面はコケで滑りやすく、はい上がるのは困難です
↑河川敷に注意喚起の看板などは見当たりませんでした
危険の事前防止と被害軽減策を
芦田川流域では、以前にも児童の転落死亡事故が発生しています。
親水場所で河川利用者の安全性を向上させるためには、転落などを防ぐ事前防止策とともに、事故発生時の被害軽減策や対応策が必要です。
緊急に転落防止策を講じ、子どもにも分かりやすい注意喚起の看板や河川の危険性の啓発周知、救助訓練や体験講習会の実施など5項目を要望し、文書で回答を求めました。
大平よしのぶ衆議院議員の中国ブロック担当秘書も同席。今後、連携して国への要望を強めていく予定です。
芦田川での児童水難事故に対する緊急要望書 ←クリックでダウンロードできます